まるでここは天国?!「 富岡しゃくやく園 」

日本には女性の美しさを花に例えて「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という美しい言葉があります。

言葉に登場する花「芍薬」。

突然ですが、皆さんはこの美しい花をご存知ですか。

優雅な香りをまとい、ふくよかに花開く芍薬は、4月末~5月の中旬と非常に旬の時期が短い花としても知られています。

初夏の花の中でもとりわけ贅沢感をもたらす芍薬。

今回はそんな芍薬を存分に楽しめる、天国のような芍薬園を紹介させて頂きます。

 

群馬県富岡市「富岡芍藥園」

   

場所は群馬県富岡市。

東京からは車で約2時間、世界遺産「富岡製糸場」を抱えるこの街の山間に観光農園「富岡しゃくやく園」が在ります。

 

設置された箱の中へ払う入園料は400円です。

 

一歩足を踏み出すと広がる景色は遮るもののない、一面の美しい芍薬畑。

小高い丘の上の約5,000㎡の敷地に50種5,000株の大輪の芍薬が咲き誇ります。

芍薬を知ってもらいたいとこの農園が開かれたのが1993年。

5月初旬から月末までの短い期間ではありますが、訪れる人の目を楽しませてくれています。初旬であれば早咲き、中旬であれば遅咲きの花が楽しめるので、開園の時期に二度足を運ぶ人も多いとか。

 

園内は狭すぎず広すぎず。隅から隅まで眺めて歩く事ができます。

花の中を散歩できるって幸せですよね。

 

5,000㎡,50種,5000株の芍薬

花の前には必ず名前を付けた立て札が。

こちらは甘いピンクの濃淡がなんとも美しい「ゴールデンラズベリーローズ」。

 

優雅な赤紫が麗しい「ロゼーラ」。

 

 

私が訪れたのは5月の中旬でしたが、遅咲きの芍薬の満開を存分に楽しむ事ができました。園には約40種類の芍薬が栽培されているそうです。

天候によって大いに左右されるので一概には言い切れないのですが、だいたい毎年ゴールデンウィークが明けた頃から早咲き、その翌週辺りから遅咲きの芍薬が楽しめるのだとか。

 

芍薬には珍しい黄色系の芍薬「キャナリーブリリアント」。

この農園でしか見ることのできない芍薬です。

安定して出荷ができるようになるまでにはまだ2、3年かかるそうです。

 

心が温かくなる休憩スポット

 

 

園内には何箇所もベンチやテーブルが設けられていますが、こちら入口すぐの休憩室では、冷たい麦茶と園に勤めるお母さんの美味しいお漬物を用意してくれています。

なんとも嬉しい心遣いに感謝しつつ、お母さんとの会話を楽しんできました。

 

群馬の「ぺっぴんさん」

 

芍薬の直売も行われております。値段はなんと東京で買う1/3ほど!

生産地ならではの魅力的な価格に、思わず大人買いをしたくなります。

芍薬を摘む事は無論できませんが、綺麗に整備され、歩きやすい園内は「美しい芍薬を存分に楽しんでもらいたい」という代表者ご夫妻とスタッフのお母さん達の温かい想いがこもった素敵な場所で、時間を忘れて滞在する事ができました。


来年は「梅雨入り前のお花見」と称して、群馬に佇む色とりどり鮮やかな「ぺっぴんさん」に会いに足を運んでみませんか。

 

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「富岡しゃくやく園」

住所:富岡市上黒岩1021−1

アクセス:上信越道富岡インターから車で15分、上信電鉄上州富岡駅から車で10分

営業期間:毎年変わりますので下記URLをご参照ください。

URL: https://www.tomioka-shakuyaku.com/

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